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夏はやっぱりシェリーでしょ!
いよいよ夏本番ですね!
お酒バイヤーの高橋です。
今回は暑ーい夏に、疲れた体をシャキッと元気にしてくれる、
シェリー酒についてお話します。

日本ではまだまだなじみの薄いシェリー酒ですが、
スペインはもちろんイギリスをはじめヨーロッパ諸国で
日常的に飲まれています。

シェリー酒はイベリア半島南端ヘレスを中心とした
サンルカール、エル・プエルトで造られます。
ちなみにシェリーの語源はヘレス(Jerez)が訛ってシェリー(Sherry)になったそうです。
ヘレスの街にはいたるところに樽が!

造り方はまず白ワインを造ります。
そしてベースになる白ワインを樽で発酵させます。
そうすることによりフロールと呼ばれる酵母の膜ができます。
これがフロールです。

このフロールがシェリーに独特のキャラクターを与えるのです。
発酵が終了すると若いシェリーを一番上に3段から4段に樽を積み上げます。
このように樽は積まれます。

上段から中段へ中段から下段へと、1/3ずつ中身を下へ移していきます。
最後に下段のワインを1/3取り出し、
再度アルコールを調整して瓶詰めされます。

一番底の樽をソレラと呼ぶことから
この独特な造りをソレラシステムと呼びます。
このシステムにより
葡萄の出来に関らず安定した品質を維持することが出来るのです。
(複雑で文章にするのが難しいです・・・。)

造り方はさておき、シェリーの楽しさは
様々な味のタイプがあることです。
ここで簡単にご紹介。

フィノ
ヘレス、プエルトで造られるドライですっきりしたタイプ。
よーく冷やして食前酒に。
しっかりした酸味が胃を刺激して、食欲増進間違いなし!

マンサリーニャ
サンルカールで造られるフィノ。海に近い為に若干の塩味。
こちらも食前酒に最高ですが、味がしっかりしているので、
生ハムとの相性はもう最高です!!

アモンティリャード
フィノを古くしフロールを殺し、酸化させたもの。
琥珀色でナッツのような香りと味。
やや冷やしで、それこそアーモンドなどのおつまみとバッチリです。

オロロソ
フロールを発達させず、酒精強化し、
香り・コク・深みを持たせ、長期熟成させたもの。
やや冷やしで、メインディッシュと共にゆっくりとどうぞ。
コクと深みがたまりません。

クリーム
糖度の高いブドウを使い、しっかりとした甘味を持つ。
舌でとろけるようなネットリとした味わい。
デザートによーく冷やしてください。
ブルーチーズのようなクセがあって、
塩気の強いものともよく合います。
伝統芸、べネンシアドール!国家資格なんです!

また、シェリーは開栓してから
冷蔵庫で1〜2週間は品質が変化しません。
開栓後早めに飲んでしまわなければならない白ワインに比べて、
お気軽に楽しめますね。

さあ、この夏はシェリーを飲んで夏バテ知らず!!
シェリーは楽しく飲みましょう!!