成城石井のオリジナル『蜜漬あずきどら焼』のご紹介!
皆様、こんにちは。

菓子課の西嶋です。

今回は、ありそうで今まで実はなかった!成城石井のオリジナルどら焼を紹介します。

10/27(土)発売!成城石井 蜜漬あずきどら焼 3個




しっとりとした生地の間に挟んだこだわりのこしあんに使用しているのは、北海道産の小豆 です。

どら焼の主役はやはり「あんこ」ということで、
実は、 甘納豆を作る製法(蜜漬け製法)で粒感をたっぷり残したあんこ を使っているのです。

通常の小豆は砂糖と一緒に炊き上げて(前炊き)、煮汁を捨てて豆を洗い(渋きり)、更に本炊きを行います。
しっかり炊き上がった後に火を止めて、そのまま放置する(蒸し煮)ことでムラをなくしていきます。

ここまででも十分時間をかけていますが、
蜜漬け製法ではさらに砂糖を水に溶かした糖蜜に小豆を漬け込み、
この状態で沸騰させ、沸騰したら火を消して一晩かけて自然冷却します。

これによって浸透圧で豆に糖蜜が水分移行してしっかりと甘みを感じられるあんこになります。
冷却前は糖度70度ほどだった糖蜜は、豆にその成分が入っていくため翌日には糖度40度台まで下がります。

つまり!この 甘みがしっかり粒を残したままの小豆に凝縮される ということです。

そしてなんとこの工程をもう1度繰り返すのです!

再度砂糖を加えた糖蜜にもう1晩漬け込むことで、翌日には糖度50度台の蜜漬け甘納豆が出来上がります。
この蜜漬け甘納豆をさっと練り上げて、どら焼用の粒餡がようやく完成となります。

漬け込むという工程なので攪拌時間が短く、より小豆の粒感を残すことが出来ます。

また、この こだわりのあんこを生地よりも多く配合することでボリューム感もたっぷり に仕上げています。


成城石井カラーでもある臙脂(えんじ)色が目印!


是非あんこ好きに食べて頂きたい逸品です。

ぜひ、一度お試しください。