手堀 活あさり
こんにちは鮮魚課の城川です。

みなさんも幼い頃、家族で朝から干狩りに出かけ、バケツ一杯、ザクザクあさりを獲った経験があると思います。
私も家族で出かけました…。兄弟で競い合いながら、どろんこになってザクザク漁った〔あさった〕ものです(これがアサリの語源らしい!)

あさりの価値、それは味はもちろんのこと、粒の大きさに見合った身入具合でもあります。
天然物のあさりの旬は主に春。5月に子を持つ、その直前の3月・4月がほんとに旨い!!

この旨みの素、コハク酸とタウリンは、高血圧予防、動脈硬化予防、肝機能強化、眼精疲労緩和、貧血予防などに効果があるといわれている成分なのです。


あさり



それでは、お店でどんなあさりを選んで買えばいいのかのポイントと調理方法をご案内致します。

<選び方>
①まず、くちは真一文字に締まっていて、持った感じ見た目よりグッと重く
感じる物。
②貝殻の横は幅があり、体高がある物。
(バター焼、酒蒸し、食べるなら大粒の方が良いです)

<美味しく食べる下ごしらえ>
①〝砂抜き〟表示でも、食す時間まで塩水に浸けて置きましょう
(2時間程度)。
②調理の前には流水しながら、両手でこすり合わせる様にもみ洗い!!
(汚れ・臭みが取れます)
③砂抜きは平らなバットに重ならない様に一層にならべます。塩水濃度は
3%(海水浴で波をかぶったあのしょっぱさ。3%は結構しょっぱいです。)


成城石井では「手堀あさり」を販売しています。

お客様からのお問合せであさりについてのご質問が多かったので、今回ご紹介させていただきました。上記の内容を理解していただき、ご家族でお召し上がりくだされば幸いです。