フォーライトファームのトマト
こんにちは。

青果課の大石です。
今回紹介するのは…
ワイルドな環境で育っている…

トマト です。

やってきたのは福島県のフォーライトファーム
トマト作りに情熱を燃やしている、若い生産者さんです。

ビニールハウスに入ってみると…

極限の状態でも、逞しく育っている…

トマト達が出迎えてくれました。


「“美味しいトマト”を作るためには、妥協をしたくない!」

生産者さんは熱く語ります…。

先ず、こちらの農場では、化学合成農薬を使用していません。
そのため、収穫量は慣行栽培に比べて、グッと少なくなります。

そのうえ、化学肥料も使用していません。
バーグ堆肥を中心に、有機質肥料で土作りをしています。

農薬も化学肥料も使ってないから…
というわけではありませんが、
ハウスの中には、虫達がいっぱい!
恋愛中の「おんぶバッタ」
ハラビロかまきり(多分)が、睨んでます。
ビニールハウスという小宇宙の中で、
生態系が確立されています。
(注:有機栽培でも草一つ無いくらいに、
管理している農家さんもいらっしゃるので、
無農薬=草&虫ではありません。)

さらに驚いたのは、保水性の良い土壌とはいえ…
徹底的に水を与えないこと!
まるで瓦礫みたい。
カラっからに渇いています。

こうして育ったトマト達を、
しっかり樹上で熟してから収穫します。
真っ赤に熟しています。
真っ赤に色づいた「レッドオーレ」
ピンポン玉くらいかな?
一粒、いただいちゃいます。


とっ…「甘い!」

濃縮された“濃い甘さ”!!

ハウス内で温まっていても、美味しい!

冷やして食べたら、もっと美味しいはず!

生産者さんは「加熱しても美味しいんですよ。」…と
湯剥きしたトマトを和風ダシ(追い鰹出汁)に漬けて出してくれました。
(粗熱をとった後、冷蔵庫で冷やす。)
多目のオリーブ油でじっくり炒めて(ニンニクや唐辛子も入れて)、
パスタソースでもいけるとのこと…

一方、…

黄色く熟しています。
こちらは“黄色いミニトマト”で、

その名も… 「イエローミミ」!!

私も野菜の仕入には、長らくたずさわってきましたが、
黄色のミニトマトで「美味しい!」って覚えが無いんですよね。
彩りが良いので、品揃え…って感じなんですが…

失礼して… 
黄色くても、美味いのかなぁ?
一粒ちょうだいしちゃいますね。


これまた甘い!!

今までの黄色いトマトのイメージが強い分、
この美味しさは新鮮!!

スナック感覚で、パクパク食べちゃいます。



このタフに育った“美味しいトマト”を…

大人はもちろんですが、

是非、“お子様のおやつ”にも御用命くださいませ。