牛肉トレサビリティ
こんにちは。精肉担当バイヤーです

今回は成城石井での個体識別番号(トレサビリティ)
の取り組みについて書きたいと思います。

まず最初に個体識別番号とは、牛が生まれてから出荷されるまで
何処で生まれて何処で育ったか、1頭ごとにその牛の履歴がわかるようにするための方法です。
そのために牛は生まれたときから、1頭ごとに10桁の耳標をつけて育てられます

これにより、お客様に大変ご迷惑がかかった狂牛病など、人にうつる危険性がある病気が発覚したときに、迅速に原因を追及することができ、また被害を最小限に食い止めることが出来るのです

わが社においても、精肉を店内加工している成城店・青葉台店・市ヶ尾店・東京ドーム店・名古屋セントラルガーデン店では、10桁の個体識別番号を値段が付いているラベルに表示することにしています

またその他の店舗は、セントラルキッチンで一括加工しておりますが、
使っている牛肉の量が多いため、10桁の個体識別番号ではなく
ロット番号を表示しています

セントラルキッチンでは、部位別にグループわけををして、ロット組みをし番号を振っています。よってラベルを見ただけで牛の履歴がわかりません。そこで成城石井のホームページが必要になります!

パソコンでホームページにアクセスすれば、誰にでも簡単に調べられるようになっています。ホームページでは、ロット番号から個体識別番号を検索し、生産履歴がわかる仕組みを整えています

ロット組みによって、どの牛を使っているか個体まで調べるのに一手間必要になり、お客様には大変不便をかけることになりますが、大量に加工する中、間違った情報を流さないようにするためにはやむをえないのです

精肉売り場に下に表示を貼っておりますので是非ご覧ください