今年は、北海道産かずの子を販売いたします。
こんにちは!鮮魚課の小方です
もうすぐお正月!今回は お正月料理には欠かせない、
かずの子について話をさせて頂きます。

かずの子は「子宝」に恵まれる、 「繁栄」の象徴として
祝い事に多く用いられます。
にしんは 「二親」に通じ 「子宝」に恵まれるという事でおせち料理にも欠かせません。

かずの子と言いますと高級食材のイメージが強いかもしれませんが、昔の人は良く考えたもので、血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)や頭の働きを良くするDHA(ドコサヘキサエン酸)、味覚障害との関係が深い亜鉛、更にビタミンEを豊富に含む、 伝統の中に育まれた健康食品です



にしんの生態、資源状況は未だに解明できておらず”幻”の魚と呼ばれていますが、 春告魚とも呼ばれ、文字通りかつては北海道の春を代表する魚でした。

1870年代より本格的ににしん漁は始まり、北海道を支える産業に発達し1890年後半には100万トン近い漁獲するに至り、その後は徐々に減少に転じ、1955年に一気に終焉を迎え、以降産業として成り立たなくなりましたその間に、カナダ、アラスカ(ブリストル)、ロシアなどのかずの子が輸入されるようになりました。

成城石井でも、カナダ産、ブリストル産を販売してまいりましたが、3年ほど前より、北海道の地元の方々の努力で、海に昆布の森が戻り、水質も改善された事により、にしん漁が少しづつ有り、成城石井でも店舗限定で販売してまいりました。
今年は留萌地区で漁獲が好調で、昨年までの実績から、成城石井でも 北海道前浜産のかずのこを仕入れることが出来ました

北海道前浜産の原卵をそのまま食塩だけで漬け込み、薄皮を剥がしました。抜群の歯応えを持ち、“にしん”の風味の生きた
北海道産無漂白塩かずのこ200g¥2990で販売いたします

また歯応えがカリカリして、尚且つ口の中でハラハラとほぐれる独特の食感、小ぶりながらも気品のあるカナダ産かずの子も無漂白、食塩だけで仕上げました、
カナダ産無漂白塩かずの子200g¥2300で販売しております。

なんと言っても見栄えの良い大型の アラスカブリストル産かずの子は、歯応えと、見栄えの良い仕上がりで200g¥1690で販売いたしております。



成城石井では、3年前よりかずの子料理において手間のかかる 薄皮を取り除き、変色を防ぐ為に 脱気包装を採用しております

今年は更に、数量限定、期間限定(12/26より販売)になりますが、
北海道前浜産 味付かずの子も販売いたします。昔ながらの製法をそのまに、北海道岩内の加工場で、伝統の味を守った、歯応えの良い、風味豊かな味付けかずの子を、150g¥2490で販売いたします。

是非、お正月は成城石井のかずの子を、お楽しみ下さい