「御奉行様、ぜひ御裁きを…」
こんにちは。

青果課の大石です。

本日は朝から小雨がぱらつき…
(冬の雨は冷たいですね)

今にも雪に変わるんじゃないか? …と。

こんな寒い日の夜は、あちこちで…

鍋奉行が活躍するのではないでしょうか?


すき焼き・寄せ鍋・水炊き・ちゃんこ…

鍋奉行の御裁きの下…
キャスティングには欠かせない名脇役が…

“葱(ねぎ)”ですよね。

主に薬味に利用する「葉ねぎ」(西の方では、こちらがメイン。)と
煮物や焼いても良い「白ねぎ(長葱)」。

今回紹介するのは、長葱の中でも産地を限定した…

『深谷ねぎ』です!!
ねぎ畑です。
「深谷ねぎ」と呼ばれる長葱を、市場でも良く見かけますが…
地元の人は利根川に近い北部地域で収穫された長葱だけを…
「深谷ねぎ」と呼んでいます。

北部地域のひとつ「新戒地区」には、
日本一の流域面積を持つ利根川の氾濫によって造られた…
通称「肥土(あくと)」と呼ばれる沖積土壌が広がっています。
この「肥土(あくと)」(沖積土壌)は深谷市でも、
極限られた面積しかありません。


この「肥土(空くと)」で育てた野菜は…
他の地域(沖積土壌じゃない)で育てた野菜(主に葉物)に比べて…

 同じ種を…    

 同じ時期に…

 同じ肥料設計で…  

 同じように手入れをしても…

 “美味しく”なるんですよね。

成城石井で販売している「深谷ねぎ」は、(白菜も)
「肥土(空くと)」で育ち…
生産者さんが丹精込めて育てた結果…
持つとずっしりとするほど…
活き活きと健康に育ち…
土を盛って、白身を伸ばします。
この土が良いんですよね。

噛めばスジっぽくなく…
甘味と旨味が広がります。

特に加熱したときの

“とろけるような、やわらかさ!!”



カミングアウトしますが…

実は…

私は長葱が嫌いでした。

西の出身だったこともありますが…
あのガシガシとした食感… 

ところが、この「深谷ねぎ」を鍋に入れて…

恐る恐る、口に運んでみると…

『とろっとして、甘い!』

今までの「長葱」に対するイメージが、
一気に変わりました。

(その夜は「ねぎ」を、ひろって食べました。)

葱嫌いな方も、どうでしょう?

一度、お試しください。