こんにちは。
青果課の大石です
今年は寒いですね。
昨年は暖冬だっただけに、余計に身に沁みます
今回、紹介するのは…
まだまだ寒い信州は長野県から
こだわりの
春野菜です。
通常、
信州産のアスパラガスが出まわるのは、
5月位~ ですが…
こちらの農家さんでは、美味しいアスパラガスを早く召し上がっていただくために、
大型のハウスの中に
小さなトンネルをかけて、栽培しています
![トンネルが沢山あります。](https://seijoishiiblog.com/wp-content/uploads/2020/07/20180726_1711677.png)
天気の良い日中では
トンネル内の温度は、冬でも40℃に達するので…
毎朝、ビニールを剥がして、26℃程度に調節します。
夜は氷点下になることも…(外気温が下がり過ぎるので、温度調節が大変!)
この温度差も、美味しい理由の一つ
更に、こちらの農家さんは
“安全で美味しい野菜”作りを目指す生産者さんのために、
「信州有機倶楽部」という勉強会も開いています
その一端を覗かせていただきましたが、
とても科学的な理論付けが出来ていて…
関心させられることがいっぱい!
本当に恐れいります
魚粕や昆布などを原料とした良質のボカシ肥料に…
毎日、酵素を散布して…
微生物とアミノ酸が増えた
作物にとって良い環境の土壌が、出来上がっています。
雪は多く見かけませんが、北信地区…
東京に比べると、ずっと寒いです
こんなに寒くて、アスパラガスが芽を出すわけない!
そんな思いでいっぱいです。
大型のハウスに入ってみると…
暖かくて、ダウンジャケットなんか着てられません。
これならアスパラガスだって、土から顔を出すかも?
トンネル状にかけられたビニールを剥がしていくと…
![トンネルは長い!](https://seijoishiiblog.com/wp-content/uploads/2020/07/20180726_1711102.png)
立派なアスパラガスが、顔を出しています!!
![立派です!](https://seijoishiiblog.com/wp-content/uploads/2020/07/20180726_1702584.png)
ハウス栽培のアスパラガスは白っぽくて、細いものが多いのですが、
こちらは太陽光を一杯浴び、養分をしっかり吸収した…
“太くて、緑の濃い”アスパラガスに育っています。
別のトンネルを覗いてみると…
紫のアスパラガスでした。
パープルアスパラガスはグリーンよりも、
やわらかくて、甘い物が多いんですよね。
立派なアスパラガスを、分けていただきました。
![美味しそうです。](https://seijoishiiblog.com/wp-content/uploads/2020/07/20180726_1705949.png)
ゆでて味付けせずに、食べてみると…
スジっぽくなくて、甘い!さすがに、下の部分は皮を剥いた方が良さそうですが、
この時期の国産アスパラガスとしては、
素晴らしい味わいです。
信州から“一足早い、春の味覚”
ゆでてマヨネーズやドレッシングをかけて…
豚肉やベーコンを巻いて炒めたり…
天ぷらや、衣をつけて揚げてみてはいかがでしょうか?
(特に「パープルアスパラガスの天ぷら」は… お勧めです)