こんにちは。
青果課の大石です
今年は寒いですね。
昨年は暖冬だっただけに、余計に身に沁みます
今回、紹介するのは…
まだまだ寒い信州は長野県から
こだわりの
春野菜です。
通常、
信州産のアスパラガスが出まわるのは、
5月位~ ですが…
こちらの農家さんでは、美味しいアスパラガスを早く召し上がっていただくために、
大型のハウスの中に
小さなトンネルをかけて、栽培しています
天気の良い日中では
トンネル内の温度は、冬でも40℃に達するので…
毎朝、ビニールを剥がして、26℃程度に調節します。
夜は氷点下になることも…(外気温が下がり過ぎるので、温度調節が大変!)
この温度差も、美味しい理由の一つ
更に、こちらの農家さんは
“安全で美味しい野菜”作りを目指す生産者さんのために、
「信州有機倶楽部」という勉強会も開いています
その一端を覗かせていただきましたが、
とても科学的な理論付けが出来ていて…
関心させられることがいっぱい!
本当に恐れいります
魚粕や昆布などを原料とした良質のボカシ肥料に…
毎日、酵素を散布して…
微生物とアミノ酸が増えた
作物にとって良い環境の土壌が、出来上がっています。
雪は多く見かけませんが、北信地区…
東京に比べると、ずっと寒いです
こんなに寒くて、アスパラガスが芽を出すわけない!
そんな思いでいっぱいです。
大型のハウスに入ってみると…
暖かくて、ダウンジャケットなんか着てられません。
これならアスパラガスだって、土から顔を出すかも?
トンネル状にかけられたビニールを剥がしていくと…
立派なアスパラガスが、顔を出しています!!
ハウス栽培のアスパラガスは白っぽくて、細いものが多いのですが、
こちらは太陽光を一杯浴び、養分をしっかり吸収した…
“太くて、緑の濃い”アスパラガスに育っています。
別のトンネルを覗いてみると…
紫のアスパラガスでした。
パープルアスパラガスはグリーンよりも、
やわらかくて、甘い物が多いんですよね。
立派なアスパラガスを、分けていただきました。
ゆでて味付けせずに、食べてみると…
スジっぽくなくて、甘い!さすがに、下の部分は皮を剥いた方が良さそうですが、
この時期の国産アスパラガスとしては、
素晴らしい味わいです。
信州から“一足早い、春の味覚”
ゆでてマヨネーズやドレッシングをかけて…
豚肉やベーコンを巻いて炒めたり…
天ぷらや、衣をつけて揚げてみてはいかがでしょうか?
(特に「パープルアスパラガスの天ぷら」は… お勧めです)