夏野菜の代表「なす」の浅漬
おはようございます。乳日配課の堀江です


成城石井では毎年夏の時期、
浅漬売場の主役はなすが務めます
一口に「なす」と言っても、その品種は色々あります。
今回は、そのなすの中でも厳選した物をご紹介します。



①「新潟三条 十全きんちゃく茄子」

きんちゃく茄子は、新潟県三条市を中心に
限られた地域のみで栽培されている希少種です。
その形が、ころころ丸くて巾着に似ていることから
「きんちゃく茄子」の名で親しまれています。


最近になってその存在が知られるようになりましたが、
それは、
「新潟の人が茄子好きで、ほとんどが地場消費されてしまい
県外に出なかったから」
とも、
「皮が薄い為にキズつきやすく長距離輸送に耐えられなかったから」
とも言われています。

おすすめの召し上がり方は、よく冷してそのままで、
またはワサビやカラシをつけても絶品です
「梨茄子」と称される程の、みずみずしさと甘さが特徴です



②「泉州産 水茄子ぬか漬」
 
水茄子は、大阪府泉州地区の特産品で、
通常のなすに比べ、丸みを帯びていて、表皮が薄く、
内部はきめが細かく水分を多く含んでいるのが特徴です。


水茄子ぬか漬は食べる時期により味わいが変わるのも魅力の一つです。
ぬかに漬けて日が浅い水茄子は、中がまだみずみずしく、
なすの新鮮な味を楽しめます。
数日経過すると食べ頃を迎えます。
ぬか漬の風味と乳酸発酵による酸味が味わえます。

このように、自分の好みに応じて食べる時期を選ぶことができるのです
食べ方は、手で縦に裂いて食べるとなすの繊維を壊すことなく
そのままの美味しさが伝わります

 
大阪府Eマーク認証品です。



③ 「山形産 小なす浅漬」

朝取りの新鮮な小なす(真仙茄子)を柿酢で漬け込みました。
(柿酢とは、庄内地方特産の柿だけを発酵・熟成させて作った
酢のことで、タンニン成分が豊富です。)

この小なすは肉質が良く、山形・庄内地方、
特に羽黒山麓で古くから栽培されており、
松尾芭蕉も「めずらしや山をいで羽の初なすび」と一句詠んでおります
この小茄子を食べやすくヘタをカットして浅漬にしました


それぞれ形も味わいも違う個性豊かな「なす」の浅漬達を
是非お楽しみ下さい



①新潟三条 十全きんちゃく茄子 3個入 ¥399


②藤原商店 泉州水茄子ぬか漬 1個入 ¥399


③羽黒のうきょう 小なす浅漬  200g ¥399