千屋牛のご紹介!!
こんにちは。商品部精肉課です。
今回は1年ぶりに岡山県の千屋牛を買いに行ってきました。

千屋牛の歴史については前回にお話したので、今回はなぜ私が千屋牛をお勧めするのかをお話したいと思います。

私がお邪魔した農場は哲多和牛牧場という農場です。
ここの農場は過去に2回、農林水産大臣賞を受賞したことがある、名門中の名門の農場です。

まず着いて面白いものを発見しました。
それはカーフハッチと呼ばれる仔牛小屋のようなものです。ここの農場では乳離れさせるためや病気を防ぐためなどに1頭1頭自分の家をもっているのです。
こんな光景は初めて見ました。



その後農場をテクテク歩いていると、肥育途中の牛舎の中に入ってみるとここでもビックリするような光景を見ました。
肥育している牛全頭が鼻輪をつけていないのです。

聞いてみると
「鼻輪は牛にとって絶対にストレスになってしまうので付けていません!
鼻輪に限らず牛にとってストレスになるようなことはこの牧場では一切行っていません!」

と普通の顔で農場長は言っていました。

たしかに人間にたとえてみても、鼻輪を急に付けられたら気になって仕方がありませんよね?そう思った私ですが、もう一度考えて見ると、牛を管理することが出来るのか不思議になりました。

暴れたり、出荷するときはどうするのだろうか?



その答えは、昔から長年、牛とともに暮らしてきた千屋の土地柄にあります。
どれだけ牛の調教が出来ているかを競う牛の碁盤乗りはこの地方では高校の文化祭などでも披露しているそうです。近くにある千屋ダムには碁盤のりのブロンズ像も建っています。

これだけ地域の生活に密着している銘柄和牛はなかなかありません!牛と人間のとっても良い関係が出来上がっている千屋牛が美味しくないわけがありません!

8月21日から週末3日間を2週続けて一部の店舗(成城、青葉台、市が尾、大井町、ドーム店)で千屋牛フェアを行います。
是非岡山県名産の千屋牛を召し上がってみてください。
お願いします。