こんにちは
青果課の大石です。
今回御紹介するのは、スタミナ野菜の代表選手…
料理の味付けにも欠かせないスーパー野菜…
そう“
にんにく”です
「にんにくなんて、何処にでもあるじゃないか!」
…なんて声が聞こえてきそうですが、
この“にんにく”は違うんですよ
やって来たのは、
北海道旭川「彦一にんにく」さんです。
“にんにくの本場”と言えば青森ですが、
品質では負けていません
「彦一にんにく」さんでは、公共事業で養った
不毛の土を微生物の力で土壌改良する技術を
地域農業の活性化に貢献できないかと模索…
どうせなら、最も身体にパワフルな農産物は何か?
ということを色々な分野から(例えば薬学とか・漢方薬・健康食品)
突き詰めた結果…
たどり着いたのが「にんにく」だったそうです
栄養価の高い「にんにく」を…
農薬や化学肥料を一切使わずに育てて…
多くの方に召し上がって頂き…
世の中の人が元気になる…
…素晴らしいです
私が訪問したのは、正に収穫時期!
目の前には、にんにく畑が広がっています。

「彦一にんにく」さんでは、葉の部分が自然に枯れる(2/3位)まで
待ってから収穫を始めます
「にんにくの芽」です。

一般に流通しているのは
“にんにくの茎”ですね。
こちらは“北海道で育てた種から生まれて育った「彦一 一世」!”

青森から持って来た種で育った「にんにく」に比べると、
旭川の環境にマッチしたのか?
太くて丈夫な茎に育っています
ちょっと抜いてみました
“力強い生命力に満ち溢れた、健康そうな「にんにく」”です。
続いては、畑を後にし作業場へ…
目の前に大量の「にんにく」が吊るされています

自然乾燥… 圧巻です
機械を使った強制乾燥ではなく、
生育~収穫~乾燥まで…
なるべく
自然の摂理に合わせて行っています。
(こだわりですね)
こちらは昨年収穫した「にんにく」

まだ、しっかりしています。
こちらは乾燥しきってない「にんにく」

まだ熟成の途中ですが、糖度を計って見ました。
一般に販売している青森産の「にんにく」が
30~35度位…
ところが、この「彦一にんにく」は…
なんだ、これ…
驚きの糖度41度
こちらはちゃんと乾燥した、昨年のにんにくを計測した写真。

凄いですね。48度。
熟成すると糖度が上がるんです!
更に衝撃の映像がこれ
針を振り切っています
50度以上でも計れる糖度計で、計測し直します。

(昨年、貯蔵庫の中で蜜が出ていたので、その蜜を計測したものです。)
私も「彦一にんにく」の大旦那に、
「うちのにんにくは、糖度が40度以上あるんですよ。」
と言われてたんですが…
正直、眉唾物かなぁと…
それが… 恐れ入りました
彦一にんにくを剥いてみて感じたのは、
実がしっかり詰まっているということ。(緻密な肉質です。)

味も
辛味の中に甘味というか旨味があって、
ホイル焼にしたのですが、美味しかったです
北の大地に有機栽培で育てた、
糖度抜群の「彦一にんにく」…

いよいよ乾燥が終了し、販売できます。(9月14日頃~ 予定)
「日本の社会が、元気になるように!」
大旦那の“熱い想い”も込められています