皆様こんにちは。
お酒バイヤーの高橋です
成城石井ではすっかりお馴染みの蔵元さんですが、
七号酵母発祥の蔵として、近代清酒の礎を築いた
「真澄」の蔵元である宮坂醸造さん
<七号酵母発見の記念碑です>
その宮坂醸造さんにオリジナル商品の開発をお願いしてから二年。
幾度も商談を重ね、互いのイメージを作り上げながら、
少しずつ開発をしてきました
今年の3月には、諏訪の蔵にお邪魔して最終の調整を行い、
いよいよお酒の形が決定。
<趣・風格のある、たたずまいです>
そして遂にこの7月
念願であった
成城石井オリジナルの真澄〝野可勢〟が
発売になりました
今回こだわったのは
〝味のある食中酒〟
しっかりと酒の味を感じながら、食事の邪魔をせず、
食事をしっかりと引き立てる、
飲み応えのある食中酒を目指しました
(なかなかこのタイプは、探しても無いんですよね~)
そのためベースには、食事に負けないしっかりとした骨格がある、
山廃純米酒を採用。
ともすれば酒が主張しすぎる山廃ですが、
真澄の山廃はスッキリしながらも味があるタイプなので、
食事にはもってこいです
そして、その山廃純米に
〝華やか〟さと
〝キレ〟
を加える為に、
〝秘蔵の大吟醸〟をブレンド
(ベースを決めて、ブレンドを決める作業には、
本当に時間がかかりました)
名工〝那須杜氏〟に何度も我侭を言って、何度も試作を重ね、
とっても贅沢なブレンドをしていただいたこのお酒を、
さらに一本ずつ瓶に取り、
一本ずつ丁寧に火入れしていただきました
(清酒は品質を安定させる為に熱処理を行いますが、
通常はタンクの中や、機械で行います。
一本ずつ熱処理をする瓶火入れという作業は、
大吟醸などの本当に特別なお酒にする方法なのです)
<長野県から信州の名工の指定を受けた那須杜氏!
人柄も素晴らしく、名杜氏とはこのようなかたを言うんですね>
こだわり抜いたこの一本は、
ふわっと広がる芳醇でふくよかな味わいに、
上品で華のある香り、キリッと引き締まった酸が、
心地よい切れ味を際立たせる、
最高に贅沢な食中酒に仕上がりました!!
更に名前にもこだわりが
かつて、信長、秀吉、家康と、天下人の手を渡り歩いた、
天下取りの笛と言われる〝
乃可勢の笛〟。
その笛に代々ゆかりのある宮坂さんが、いつか商品名にと、
長年温め続けていたその名前を頂戴しました!!
完全に手造りなので、
毎月1000本、
年間で8000本の限定生産です
宮坂醸造さんと成城石井のこだわりが詰まった、
成城石井でしか買えない、
限定の〝真澄・野可勢〟を
美味しいお食事と一緒にぜひお楽しみください
「真澄 野可勢」
720ml 1890円