“真っ赤なトマト”の三姉妹!
こんにちは、青果課の大石です

今回、紹介するのは…

“リコピンが豊富な夏野菜” = トマトです。

その中でも、ミニトマトよりちょっと大きめ(ピンポン玉くらい?)の
中玉サイズのトマトです。(ミディトマトと呼ばれています。)

産地は“信州”長野県!
それで付いた名前が“信濃乙女”です。

美味しいトマトを作るのは難しく
雨に打たれると、割れてしまったり…
水分のコントロールが上手くいかないと、味気なかったり…
露地栽培だと酸の抜けが悪く、妙に酸っぱいトマトになったりで
多くの農家さんは、ハウス内でトマトを栽培しています。

信濃乙女」も立派なハウス内で、栽培されています。
(こちらのハウスでは温度や水分のコントロールを、
センサーで制御しています。)

多くの農家さんは美味しいトマトを作るために…
        ↓
糖度を上げようとします。
        ↓
その為に水分を極限まで与えず
        ↓
水分濃度が減り、養分濃度が上がることによって、糖度が高くなります。
        ↓
それでトマトの味が、濃くなるんですね。
(一般に「フルーツトマト」とか「高糖度トマト」とか、呼ばれています。)

(水分を与えないので、葉っぱが枯れている状態。)
葉っぱが、干からびています。

でも、その反面にトマトの皮がとても固かったり
甘味も強いけど、酸っぱさも強かったりと…

そんな状態を、こちらの農家さんは、
「極端なダイエットをして、不健康になったトマトだ」
と評しています。

そこで、こちらの農家さんでは、
健康な草木に育てることにより、美味しいトマトを育てる
という考えの下に、トマトを栽培しています。

(葉っぱが勢い良く、生い茂っています)
木が大きく、活き活きと育っています。


もちろん、水分コントロールはしますが、
アミノ酸の吸収を良くするためで…

微生物を利用して、独自の「ボカシ肥料」を作り、
ミネラル成分を混ぜて…

“土作り”には徹底的に、こだわっています

(ボカシ肥料を、大量に自作しています。)
シャベルドーザーで、切り返します。

更に「青もぎ」はせず、樹に生っている状態で、
真っ赤”に熟してから収穫しています。

(真っ赤に、房生り!)
もぎたてでも、食べ頃!

この“こだわり”の結晶=「信濃乙女」は、
ツンと刺すような酸っぱさが無く、
皮は柔らかくて、口に残りません!

今回、販売する“信濃乙女シリーズ”は、

長女の 「信濃乙女」    ピンポン玉より、一回り小さいかな?
次女の 「信濃姫乙女」   ちょっと小ぶりです。
末娘の 「信濃ミニ乙女」  ミニトマト位のサイズです。

大きさが違うだけで、こだわりの内容に変わりはありません。
店舗でこの“三姉妹”を見かけたら…

是非、御賞味ください!!!