こんにちは
お酒バイヤーの高橋です

突然ですが、イタリアワインの〝王〟〝女王〟といえば
と聞かれたとき、すぐに答えが出るあなたは相当のワイン通ですね

イタリアではワインの原産地呼称が厳格に決められており、
その最上位に位置するのが〝ＤＯＣＧ（統制保証付原産地呼称)〟
と呼ばれる呼称になります

現在３０強(毎年追加されていくので正確な数が・・・)の認定がありますが、超有名なキャンティと並び特に人気のあるワインが北部のピエモンテ州にあります

それがイタリアワインの王と賞賛される〝バローロ〟と、女王の〝バルバレスコ〟です

ともにネッビオーロという品種から作られ、場所も非常に近いのですが、
一般的にはバローロは骨太で力強く、バルバレスコはしなやかで上品な印象があり、イタリアワイン通の間では、バローロ派・バルバレスコ派で熱く議論が飛び交うとも言われています



イタリアワインの中でも最高級の位置づけにあり、高価で高品質な生産者が多い中で、廉価で粗悪なものも流通しているのが現状です。

そこで成城石井では世界各地のワインのネットワークを駆使して、
安くてもシッカリ美味しいお値ごろバローロ・バルバレスコを発見しました

長年取引のある、世界的なワイン誌でも絶賛を受けている生産者〝ジェンマ〟が、お値ごろなワインも造っているとの情報をキャッチし、早速オファーを



サンプルをテイスティングして、価格を聞いてビックリ
即、オーダーをしてしまいました

もちろん最高級のそれには及びませんが、それぞれの特徴をシッカリと持ち、しかもまさに熟成のピークを迎えようという素晴らしい状態です！

今回のヴィンテージは蔵に眠っていた特別な在庫を分けてもらったので限定数のみになりますが、今後も継続で仕入れていく予定です。



成城石井が直輸入で仕入れているからこそご提供できる、高品質でお値ごろな〝バローロ〟〝バルバレスコ〟をぜひご堪能ください！！


「カッシーナ・ロザルバ〝バローロ〟2006」 　
750ml　3990円

深みと温かみを感じる赤またはガーネット色。始めにラスベリーや野バラの香りが感じられ、じょじょに厚みのあるスパイシーさとスモーキーさが現れる。熟成したフルーティーさと柔らかい口当たりに包まれ、力強くふくよかなタンニンもじょじょに開いて、口の中で様々な味わいに変化し長い余韻を残します。
シッカリした味付けのお肉料理や、濃厚な味わいのチーズに抜群の相性を見せてくれるでしょう。




「カッシーナ・ロザルバ〝バルバレスコ〟2007」
750ml　3590円

明るいルビー色でフルーティーな香りが特徴。軽やかなフローラルのアロマの中にスパイシーさがほのかに香る。しっかりした力強さを感じるタンニンがベースに熟成したフルーティーさと温かみ、両極端のコラボによって独特の味わいが感じられる。熟成が進むにつれて柔らかく丸みを帯びてくる。ローストした肉や熟成したチーズに良くあいます。