こんにちは
お酒バイヤーの高橋です

昨年発売しました、成城石井限定出荷の真澄〝野可勢〟
おかげさまで好調に販売させていただき、昨年作っていただいた分は、
店頭に僅か残っているだけで、ほぼ完売となりました

野可勢はもともと秋～冬にかけて、旨味の乗ったシッカリした味わいながら食事にもあう華やかなお酒をコンセプトに開発し、山廃純米に秘蔵の大吟醸をブレンドして作っていただきましたが、
今回は春～夏に向け、
軽快で爽やかな食中酒をコンセプトに新たな野可勢の開発ををお願いしました

真澄といえば近代清酒の礎を築いたといわれる
〝七号酵母〟を開発した蔵元さんです
そこで今回の開発に七号酵母を使わない手は無いと、七号酵母で醸した
成城石井オリジナルの純米吟醸を作っていただきました

お酒が出来上がったとのご連絡をいただき、
お酒造り真っ只中の1月下旬に諏訪までお邪魔してきました



出来上がったお酒を一口いただくと・・・。
「旨い！」と
思わず口から出てしまうほど、素晴らしいお酒が出来上がっていました
ただ、そのお酒でも十分に美味しかったのですが・・・

またもやワガママを申し上げて、〝もう一声〟のお願を
なんと今回も秘蔵の大吟醸をブレンドしていただきました


＜七号酵母の記念碑と名工那須杜氏です＞


また、前回していただいた手作業での瓶火入れもお願いし、
お酒の味も落ち着いてきた今月下旬にいよいよ発売することになりました

名前は由緒ある〝野可勢〟の名を引き続き使わせていただき、
春～夏のお酒を〝花野可勢〟、
既存の秋～冬の山廃のお酒を〝夢野可勢〟と命名し、
一年通し、季節に応じて野可勢を楽しんでいただけるように致しました

柔らかな口当たりから、スーッと引っ張られていく爽やかな酸と、米のやさしい甘味が口中に広がり、染み込んでいくように消えていく美しい余韻・・・。

これからの季節にぴったりの清涼感のあるお酒に仕上がりました

ついつい一口、また一口と飲み進めてしまう、ある意味危険なお酒です

ぜひご賞味下さい


真澄　純米吟醸〝花野可勢〟

720ml　1680円　＜数量限定＞