こんにちは
グロッサリー課の坪井です
ここのところの暑さをみると、いよいよ夏本番だなと感じます。
夏バテ防止に一役たてればと、今回は梅干の話題をあげさせて頂きます。
つい先日、和歌山に梅の産地視察に行ってきました
「梅と言えば紀州」と言われるほど、紀州の梅は全国収穫量の半分以上を占める一大産地です。
農園では梅の収穫シーズンの真っ只中で、自然落下した梅をキャッチするために敷かれた青いネットの上にはたくさんの梅が転がっていました。
転がっている梅は
人の手で一つずつ収穫されます。炎天下の中での作業です
木になっている梅に目を向けると、
黄色く完熟している梅を見つけました。
青梅は太陽の光を浴びて黄色く完熟していきます。
完熟した梅からはとても甘い香りがあり、すももや桃のような香りに似ていました。
こんなに甘い香りのする梅が「梅干」になっていくとは・・・。
ちなみに収穫された梅はキズがあるかどうかなどの状態によって等級(A級~C級、その他)に分けられ、大きさや重さによってサイズ(5L~L、M,S)が決められます。
こうして選別・水洗いされた梅は塩で漬け込まれ、天日干しを経て梅干へとなります。
帰り際に梅農家さんから
「梅干の発展はみなべ(和歌山県の中央に位置する町)の発展です!」
と言われました。
これが
日本一のブランド「南高梅」をつくる農家の誇りだと感じました。
最後に現在成城石井にて販売している主な梅干を紹介させて頂きます。
それぞれ特徴があり、オススメの商品です。
是非、一度お試しください。
『成城石井 紀州南高梅使用 白干』
200g 税込¥850
皮が薄く肉厚で黄色く完熟したA級品の紀州産南高梅を自然塩のみを使用して漬け込んで熟成させた梅干です。漬け込み後、天日干しを行っている為、液漏れが少なく身が柔らかい梅干に仕上がっています。また、保存料を使用していない為、南高梅本来の風味を感じることのできる梅干です。塩分約17%。
『成城石井 紀州南高梅使用 しそ漬け』
200g 税込¥890
皮が薄く肉厚で黄色く完熟したA級品の紀州産南高梅を使用して化学調味料や合成着色料を使用せず、赤しそとしそ調味液のみで漬け込んで熟成させた梅干です。赤しそと調味液の抽出に使用しているしそはすべて三重県の契約農家で栽培されています。
30日から40日間かけ、じっくりと手間をかけ漬け込んでいる為、表面だけでなく種の部分まで赤く染まるるほどしっかりした漬け込みでしそ本来の風味を存分に味わうことができます。塩分約17%。
『成城石井 紀州南高梅使用 梅味楽』
200g 税込¥890
粒が大きくて種は小さめ、皮が薄くて果肉がたっぷりの黄色く完熟したA級の南高梅を、レンゲ蜂蜜を使用した漬け液でじっくりと漬け込みました。梅の酸味と蜂蜜のほんのりとした甘さは後引く美味しさです。塩分約5%。
『和歌山県紀州産 極粒梅干』
300g 税込¥1200
4Lサイズ以上の大粒の紀州産の南高梅を使用。蜂蜜ベースの調味料にじっくりと2~3週間漬け込んでいるのでしっかりと味がしみ込んでいます。塩分は約6%と低めで甘味が強く、フルーツ感覚で食べられるのが魅力です。