日本一寒い、北の大地から… 続編
こんにちは。

青果課の大石です。

今回、ご紹介するのは「Mt.ピッシリ森の国」」さんです。
2回目の紹介となります。

前回は「じゃが芋」でしたが…

今回は“今が旬”のトマトです。

こちらの農家さんが栽培しているトマトは、
化学合成農薬も化学肥料も使用していません。
有機栽培の中には使用を認められた化学合成農薬もあるので…
ある意味、有機栽培よりも厳格な栽培をしています。

「“野生の味”を再現する!」が目標の農家さんなので、
栽培している品種も自然栽培品種が多いのですが…

我儘を言って…

無理して作っていただきました!

ミニトマトの“キャロル7”

栽培が難しく、収穫量も多くないので…
栽培している農家さんも少ないのですが…
上手に作ると、凄く甘くなって…
皮も口に残らないので、本当に美味しい品種なんです。

最初は一昨年、試験的に栽培していただきました。
そのときに実った「キャロル7」は素晴らしい食味で、
農家さんも私も感動しました。

「来年は、もっといっぱい作付けしてください!」

と言ったのですが…

昨年の北海道は長雨に曇天続きで、
なかなか満足のいく味にはなりませんでした。
(しかも収量も少なくて…)

本当に申しわけないことになってしまった。
私が「キャロル7」の作付けを依頼したばかりに…

もちろん天候条件などの影響があるので、
一概にはいえませんが… 責任を感じていました。

しかし、このままでは終われません。
水捌けとか、初期成育だとか、
「ああした方がいい… こうした方がいい…」と
農家さんと意見を出し合って、
「今年も作付けして、駄目だったら諦めましょう。」という結論に辿り着きました。

そして、今年視察に伺いました。
「今年は天候に恵まれまして…」と仰る農家さん。
とはいえ、不安が残ります。

ハウス内を恐る恐る除いてみると…
まだ一段目

なんと鈴生りです!!

とまとの樹も、昨年とは違って元気一杯!!
沢山実がついてます。

「まだ一段目だから、味はイマイチだろうな…?」
と思いながらも、早速、一粒つまんでみます。
色付いたのを…

甘い!

皮も残らない!

美味しいので、おやつみたいに次から次へと手が伸びます。

「良かったぁ!」

心から思いました。

農家さんも「作って良かった!」と思ってくださったようです。
謙虚な方ですが…
ちょっぴり誇らしげに見えたのは、“気のせい”ではないはずです。

もう一種類、
ピンポン玉サイズのミディトマトもお願いしていました。
もし「キャロル7」が、今年も不作だったら…
その際の保険ではないですが、
沢山収穫できて、しかも美味しい品種を栽培していただきました。
中玉とまと

こちらも元気に育っています。
丁度良いの見つけた。

「うん、旨い!」

こちらも皮が残らず、
爽やかな甘味です。

トマトは段数が上がるに従って甘味が増してきます。

これから、どんどん美味しくなる

「Mt.ピッシリ森の国」

ミニとまと&ミディとまと
ラベルが目印です。

是非、御賞味くださいませ。