シンガポールフードを楽しもう!
皆さんこんにちは。惣菜課の野澤です。
いきなりですが、本日、シンガポール風惣菜を2品発売いたしました!

なぜ今日か?といいますと、今日はシンガポールと日本の外交関係樹立50周年の記念日なんです。

ことのきっかけは、成城石井セントラルキッチンで作る「シンガポール風ラクサ」。
昨年2月にスーパーマーケットトレードショーお弁当お惣菜大賞の麺部門で最優秀賞も受賞した人気商品です。
これがシンガポール政府観光局の目にとまり、この記念すべき年に成城石井とコラボしたいとお誘いがあったのが始まりです。
ラクサを開発した勝本シェフと私とで現地に赴き、本場の味を体験し、試作を重ね、やっと本日の発売にたどり着きました。

■シンガポール風海南チキンライス
本場で使用される「長粒米」に濃厚なチキンのうまみを絡ませ生姜とともに炊き上げたライスと、しっとりと柔らかく職人の技が光る仕上がりのチキン。
中国醤油とシーユーダムという醤油を合わせてコクとまろやかな甘みを出したソースをかけて日本人好みの味付けに。
添付のチリソースは本場にならってピリ辛に仕上げました。

こちらは試作段階ではダメ出しを頂いたほろ苦い思い出のある商品です。
現地で作り方やこだわりを教えてくださった、人気レストランの料理長によると、「チキンライスの命はライス、あとは情熱」。
チキンがメインではなく、ライスが命だったんですね。
ライスは濃厚なチキンのダシに生姜がしっかり効いていて、それだけで立派な料理になっていました。
一方チキンも旨味を残しながらしっとり柔らかい仕上がり。
感銘と充実感の反面、そのレベルと壁の高さに少しテンションが下がった勝本シェフ。笑
試行錯誤を繰り返しやっと出来上がったこのチキンライスを食べたときは「まさにこれ!」と、鳥肌がたちました。

チキンライス

■シンガポール風海老麺
現地で「プロウン・ミー」と呼ばれる非常にメジャーなローカル料理。
味付けには、海老のペーストに少し辛味を効かせた「サンバルブラチャン」と「蝦醤(シャージャン、えび味噌)」を使用。
有頭海老をまるごと一匹トッピングした、まさに海老づくしの逸品です。

もともと予定にはなかったのですが、シンガポール到着の翌朝訪問した屋台村で運命の出会いを果たした一押しの料理です。
味の決め手となるのは、シンガポールではメジャーな調味料「ブラチャン」(海老の発酵ペースト)。
日本では入手困難で勝本シェフは頭を抱えていましたが、日本で手に入る調味料でその味を再現!
出来上がった商品は、また、「まさに!!」です。

海老麺

夏に向かうこれからの季節におすすめしたい「シンガポール風惣菜」。
実は来月以降にもあと2品発売予定ですが、これはまたのお楽しみに。
まずは本日発売の「シンガポール風海南チキンライス」「シンガポール風海老麺」をぜひ非一度お試し下さいませ。