ワインの聖地巡礼!五大シャトー巡り第二弾


皆様こんにちは!
酒販課の星野です。

先週に引き続き、4月の出張で訪問した
ボルドー5大シャトー
の様子をお伝えします。

第一弾は→こちらから←

【CHムートン・ロートシルト】
1855年に制定されたメドックの格付けの長い歴史の中で、唯一格付け変更が
許され、1973年に2級から1級に昇格したことで知られるシャトー。
また、ムートンといえば、毎年変わる著名な芸術家によるアートラベルも有名です。
記念年を祝うにはこれ以上ない最適のワインですね。
シャトーのエントランスではお馴染みの羊がお出迎え!
ここからテイスティング会場まで、敷地内を車で移動。
ムートン、プティムートンをはじめとして、エルダルジャンブラン、
ダルマイヤック、クレールミロンと5種類のワインをテイスティングしてきました。






2011CHムートンロートシルト ¥85,900
2012CHムートンロートシルト ¥89,900


【CHラフィット・ロートシルト】
ポイヤック村の最北端に位置し、5大シャトーの中で最もエレガントなワインと
評されることも多いCHラフィット。
2008年に縁起がよいとされる漢数字の「八」を表記したことがきっかけとなり、中国での人気が急上昇したというエピソードもあります。
ラフィット、カリュアドラフィット、デュアールミロンの3種類のワインをテイスティングしてきました。
2017ヴィンテージのラフィットはカベルネソーヴィニヨンの比率が高く、通常年は90~94%のところ、95%使用しているそうです。
これが熟成にどのような影響を与えていくのか楽しみです。
また、テイスティング会場の壁にはずらっと写真が並び、オーナー一族の方々かと思いきや、シャトーで働く従業員の方々を海外の有名なフォトグラファーに撮ってもらったものとのこと。
働く方を大切にする気持ちも良いワインづくりには欠かせないのですね!






【CHオーブリオン】
5大シャトーの中で唯一グラーヴ地区に位置するCHオーブリオン。
他の4シャトーと比較すると圧倒的にメルロの比率が高く硬いタンニンが少ないため、早い時期から楽しめるワインとして知られています。
ただ、早熟ということではなく、もちろん長期熟成も可能なため、飲み頃が長いとよく評価されています。
道路を挟んで隣に位置するCHラミッションオーブリオンも同オーナーが所有しているため、テイスティングはオーブリオン、ラミッションオーブリオンと2つの会場で同時並行で行なわれます。(ちなみに我々はラミッションオーブリオンでテイスティングを行ないました)
どちらの会場でも2つのシャトーが生産する7種類のワインを試飲します。
(オーブリオン、クラランスオーブリオン、ラミッションオーブリオン、シャペルドラミッションオーブリオン、オーブリオンブラン、ラミッションオーブリオンブラン、クラルテドオーブリオン)
オーブリオンブランはボルドー最高峰の白ワインとして知られ、その生産量の少なさから、最も稀少な白ワインと評されることもしばしば。
ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出した、重厚でありながら爽やかさも感じる極上の味わい。
熟成を経てどんな変化をしていくのか楽しみです!






2004CHオーブリオンルージュ ¥89,900
2011CHオーブリオンルージュ ¥89,900
2013CHオーブリオンルージュ ¥69,900


前回・今回と
ボルドー5大シャトー
を紹介いたしました。
きらきらしたイメージの5大シャトーですが、その名にふさわしく丁寧に造られたまさに最上のワインでした。
これらを含め、2017年産プリムールワインのご予約を2018年8月以降より承る予定です。
記念の年の1本に、自分へのご褒美に。
是非ボルドー最高峰のワインをご検討ください。