こんにちは。
青果課の大石です。
桜の花も終わり、暖かい陽気の日が増えてきましたね。
「春うらら」なこの時期にしか食べられない食材を紹介します。
先ずは、新潟県津南高原産の「雪下人参」!!
豪雪地帯として有名な同地ですが…
特に今年は、日本海側を中心に大雪の日が多くて…
残雪が多く入荷が遅れていました。
現在は順調に入荷しております。
雪下人参は成長した人参を、秋に収穫せず…
雪の中で越冬させます。
雪中で越冬することにより、(湿度は100%近く、温度も0℃に近い状態)
甘味や旨味を感じる成分のアスパラギン酸やアミノ酸等が、増加する…
といったデーターもあり…
人参特有の臭みも少なくなり、
みずみずしく、すっきりとした味わいになります。
*寒いうえに雪の中なので、農薬の使用も少なく済み…
JA津南では堆肥センターを設け、
土壌分析に基づき施肥設計を行っています。
約2週間程…
“期間限定” の風物詩です。
御料理はもちろん、毎朝の100%ジュースはいかがでしょうか。
そして、もう一品は九州から!
(大半は北九州産ですが、一部、熊本県産を含みます。)
筍を生から調理するのは大変ですよね。
しかも…
筍は時間が命です
“自分で筍を掘る”… そんな努力でもしなければ、
掘りたての筍を、直ぐに茹でるなんてことは出来ません。
そこで紹介させていただきたいのが…
新物筍ボイルです!!
地元(大半が北九州産)で採れた筍を、24時間以内にボイルします。
こちらの工場では泥が付いたまま茹でることが無いように、蒸気で蒸していきます。
蒸し揚げた後は素早く水にさらし、アク抜きします。
この時にアク抜きし過ぎる(PH=「ペーハー」を低く調整する)と、エグ味がさっぱり無くなってしまい、“筍本来の味”も無くなります。
通常出回っている筍水煮は、長期保存するためにPHを低くして“筍本来の味”がとんでしまった筍なんです。
(試験の結果はPH6.8あたりでした。)
日持ちはしませんが、
「美味しい物を、美味しい時に食べて頂きたい!」
そう思って開発した商品です。活き絞めの魚と同じ感覚なんですね!
そうして出来上がったのが…
この商品です。
柔らかい穂先に姫皮を残しています。
「サクッ」 とした、
この歯触りがたまりません。
更に、新物ならではの香りと“エグ味”…
この時期だけに味わえる旬の味…
是非、召し上がってみてください。