沖縄の石垣牛
こんにちは。商品部精肉課の増島です。

今回は定期的に仕入れを行っている、石垣牛のことをお話ししたいと思います。


まず「石垣牛」とは、八重山郡内で生産・育成された登記書及び生産履歴証明書を有し、八重山郡内で生後おおむね20ヶ月以上肥育管理された純粋の黒毛和種の、去勢及び雌牛のことをいいます。このことからわかると思いますが、肥育頭数が本当に少ないのです。
なので沖縄以外に出荷されることがほとんどありません。

そんな「石垣牛」ですが、有名になったきっかけになったのが、2000年に行われた「沖縄サミット」です。このときの晩餐会にメインディッシュとして出されたのがこの牛肉で、各国の首脳から大絶賛されたことで一気に有名銘柄牛の仲間入りしました。実際に私も「石垣牛」を食べていますが、脂のしつこさが無く、さっぱりしていて赤身肉はどっしりとした肉感があり、霜降り肉の妙を一番に楽しめると思います。

また写真をみてもらうとわかりますが、仔牛と母牛が仲良く放牧されているのです。それによって仔牛が大草原を走りまわり、ストレスをためないでスクスクと育つことが出来るのです。このように放牧している黒毛和牛はめったにありません。


このように大自然の中で育った「石垣牛」を5月25日~3日間東京ドームラクーア店で販売しますのでこの機会にぜひご賞味ください。