初夏が旬の名産品『純あご野焼』
こんにちは、乳日配課の小笠原です

ちょっと色黒の大きなちくわのように見える「純あご野焼」は、日本海の初夏の味覚であるトビウオをすり身にして焼き上げたもので、島根県の名産品です。





トビウオのことを山陰地方では「あご」と呼ぶことから、トビウオを使った大きなちくわを「あご野焼」と言います。

トビウオは、名前の通り、水面を飛び出して滑空することができる魚です。
胸びれを翼のように広げて空を舞う姿はグライダーを思わせます。
なんとその飛距離は、大型のものだと600mにも達し、100mぐらいの距離ならば当たり前のように飛ぶそうです。

魚にも関わらず空まで飛んでしまうトビウオは、いわば、魚類の中のアスリート
その身は脂肪分が少なくひきしまっていて、すり身にして焼き上げたときに、
しこしことした素晴らしい弾力と旨みが生まれます。
トビウオの身は、ちくわの材料として最高なのです!!

普通のちくわはタラなどのすり身を混ぜますが、ご紹介する「純あご野焼」は、100%トビウオだけを使い、生のまますり身にしています。

だから、トビウオそのものの歯ごたえと旨みがじっくり味わえるのです。

こだわりはそれだけではありません。

出雲市で醸造された清酒の粕からつくった焼酎、
奄美大島のさとうきびが原料の砂糖、北海道の馬鈴薯からのデンプン、
中国皇帝に献上していたという名塩、国産もち米麹で3年間熟成させたみりん、
イワシから抽出した魚介エキスを使用して、化学合成調味料は一切使っていません。


噛めば噛むほど味が出るおいしさは、お酒のおつまみにぴったり。
1センチ幅くらいにスライスして、わさび醤油で食べたり、軽く焙ってそのまま丸かぶりしてもOK。

いちど食べたらやみつきになること請け合いです。

5月下旬から7月上旬までの約1ヶ月間の期間限定商品です。
今年は、5/30(水)より各店で入荷します。


初夏の旬の味わい、どうぞお試し下さい!!




出雲大社 純あご野焼
210g ¥599