20年の時を経て復活した〝マルスウィスキー〟の成城石井限定カスク発売!
明けましておめでとうございます
お酒バイヤーの高橋です。
2012年も一人でも多くのお客様にお酒の楽しさをお伝えすべく、
様々な商品を開発してまいりますので宜しくお願いいたします。

さて新年1回目は超大型限定ウィスキーのご案内です。

1992年3月の最後の蒸留から、一滴のウィスキーもつくっていなかった長野県駒ケ岳山麓にあるマルスウィスキー信州工場で、2011年2月、実に20年ぶりに蒸留が再開され、ウィスキーファンの間で大きな話題となりました。

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<森の中にひっそり佇む、小さな蒸留所です>

実はこのマルスウィスキーは歴史が古く、日本のウィスキーの父といわれるニッカウィスキー創業者竹鶴政孝をスコットランドに派遣した、当時の摂津酒造の上司岩井喜一郎が、竹鶴が持ち帰った実習ノートをもとに、ポットスチルやタンクなど設備のほとんどを純国産で作り1960年に創業したのが始まりです。

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<世にも珍しい〝鉄製〟の醗酵槽>

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<ポットスチルも国産です!>

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<めったに見れないポットスチルの内側です!>

その後、良質な国産ウィスキーとして人気を博しましたが、ウィスキー消費の低迷から1992年に操業を停止し、今ではわずかな原酒しか残らない幻のウィスキーとなっています。
そのマルスウィスキーの希少な原酒の中から、厳選した秘蔵の一樽を、成城石井限定で、樽出しの原酒のまま瓶詰めして製品化していただくことになりました

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<この熟成庫の中は正にお宝の山です!>

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<本当に僅かしかない希少な原酒たちです>

20年以上の時を経て、標高798mの大自然の中でゆっくりと育まれた美しい琥珀色のウィスキーは、64.7度のアルコールを感じさせない、華やかで上品な香り、ゆっくりと開く芳醇な味わい、じっくりと噛み締められる柔らかな渋みのバランスが素晴らしい至福の味わいです。
その熟成の時の流れを、人生と照らし合わせてゆっくりと楽しむ・・・。ウィスキーのロマンを感じさせてくれる極上の一本に仕上がりました。

ファン垂涎の完全数量限定の希少なウィスキーをぜひどうぞ



マルスウィスキー
シングルカスク駒ケ岳♯902
蒸留年:1990年
樽:アメリカンホワイトオーク新樽
アルコール度数:64.7度
容量:700ml
限定本数:425本
価格:16900円
(お取り扱い無い店舗もございますので、お買い求めの際はお近く店舗までお問い合わせください)