- 究極のイベリコ豚を求めて inスペイン②
- 2006.03.30 Thursday
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こんにちは、前回に続き商品部原です。
今回は生ハムのグレードについて説明します。
皆さんは、前足と後足で価格がぜんぜん違うことを知ってますか?
前足はパレタと呼ばれ、
人間の腕と一緒で肉付きが細い分短時間で熟成・乾燥できます。
その分味は…。
後足でも、放牧でどんぐりをあまり食べられず、
一定の体重まで太ることが出来なかった豚に
人工飼料を追加して育った豚をレセボと呼びます。
最後に、後足で放牧だけで丸々太った豚を長時間熟成・乾燥させたのが
ハモン・イベリコ・ベジョータです。
今回はこのイベリコ・ベジョータ(後足)を探しに来ました。
この究極の黒豚は、私が日本で食べる豚と違い豚肉が
なななんと霜降りなんです。
食べると、口に入ると脂が溶け出し甘みが出て、脂っこくないんです。
スペイン闘牛士の夢は
「一流になったら腹いっぱいイベリコが食べたい」
だそうです。
これってお相撲さんが
横綱になったら「寿司を腹いっぱい食べたい」と同じこと?
次回は生ハムの最終回、熟成・乾燥のこだわりについて説明します。
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