今回は、今年も
7月23日(日)には皆様も舌鼓を打つ、
うなぎ蒲焼きについてお話をさせて頂きます。
何故、7月23日に、うなぎを食べるのでしょうか?
それは土用の丑の日にあたるからです。
では何故、土用丑の日に、うなぎなのでしょう?
この話は次回以降にさせて頂くとし、
うなぎには、このように『何故?』がたくさんあります。
この『何故?』を解明しながら、
成城石井オリジナルうなぎ蒲焼きの話を進めていきます。
うなぎの蒲焼き。
蒲焼きってどんな焼き方なのでしょう?
実は、焼き方ではありません。
うなぎは、
縄文時代!の骨が出土されているぐらいに
古くから食べられていましたが、
現在のような食べ方ではなく、うなぎをぶつ切りにして竹串に刺し
あぶって山椒味噌などをつけて食べていたそうです。
その格好が『蒲』の穂に似ていた事から蒲焼きと呼ばれ、
今になってもその名前だけが変わりませんでした。]
焼き方ではありませんでしたが、
この焼き方に私たちは『こだわり』ました。
うなぎ加工では
『割き3年、串打ち8年、焼き一生』と言われてるほど、
焼きが一番のポイントなのです。
成城石井では昔ながらの、焼き方にこだわり、
1枚1枚に3本の金串を打ち、
1枚1枚手焼で焼き上げています。
金串で焼く事で、身が金串からぶら下がるような状態になり、
中がふっくらになりやすいのです。
また、火とうなぎの間に何もないので100%火が伝わり、
また身の内を通る金串から熱が伝わる事でしっかりと焼きあがります。
成城石井オリジナルうなぎ蒲焼きが、ふっくら、柔らかいのは、
この焼き方のこだわりから生まれています。
今回は、ここまでとし次回は『夏にうなぎ』の『何故?』を解明しながら、話を進めさせて頂きます。