今が旬 !獲れたて鯵 を使用! 天日干し あじ開き
こんにちは、鮮魚課です。
前回うなぎのお話をさせて頂き、次回に続くとしましたが、
続きはこの次にさせて頂きます。

というのも、九州唐津で、美味しいものを作ることができ、
6/18には販売できますので、これを紹介させて頂きたいのです。
その商品は、“天日干し あじ開き”です。

皆様もご存知のように≪五月鯵≫と言って、
5月の鯵は、脂がのってとても美味しいとされてます。
干物等の加工用原料は、
ほとんどがこの時期のものを冷凍して1年間使用しています。

今年は、異常気象(ラニーニャ)の影響か、日本近海の水温が低く、
日本一の漁場とされる対馬近海の鯵の漁も、
平年の1/3以下という状況でしたが、
この時期を逃してはできないので、
5月25日に唐津に行ってまいりました。
その日に水揚げされた鯵は少量でしたが、
運良く、それまでのものより脂がのっていました。


早速、加工してもらいましたところ、大変美味しいものができました。
そこで、今後の漁に期待して加工をお願いをしてきました。



成城石井では、5年前より、
唐津のシーボーン昭徳さんとお取引きをさせて頂いており、
天日干さば、天日干さわらを販売しております。

もちろん、天日干あじも販売してきましたが、
今回は、
   今の時期に、
  獲れたてを、
  その日の内に、
  開き、
  干す

までをしてしまうという加工法で、
漁師さんが、朝獲った魚を船の上で干しながら作業をして、
その日の晩のおかずにするという究極には届きませんが、
一つ上の干物を販売できると思っております。

6月7日に、昭徳さんから電話が入り、
いい魚が水揚げされ、天気も干物日和とのこと。
お願いしたところ、競り落とすことができました!

唐津の港から車で5分ほどの工場で、
すぐに開き、塩水漬(海水塩を使用)にします。
そして、ミネラル分を含んだ海風が吹き通り、
太陽光が満ちた天日干ハウスに並べ干しあげます。

海風と紫外線の働きで魚肉のタンパク質にミネラル分が結びついて
弾力と旨味を増す”すわり”現象が起き、
機械干しでは決してだせない味の鯵の開きの完成です。

今回は、3枚入り1袋¥420(税込)、限定 1,000袋

6月18日には、成城石井の各店に並びますので、
是非、この時期にしか食べられない鯵の味をお楽しみ下さい。
次回こそ、うなぎの続きをさせて頂きます。