成城石井の「おとうふ」その②
乳日配課の池田です

今回は、成城石井の「おとうふ」その①に続きまして、
おいしさの秘密をお伝えします!



現場に潜入です
工場に入ると、すでに甘~い良い香りが充満していました!

①大豆を水でふやかします
豆が大きく、ほんのり青い。
「成城石井のおとうふ」に使っている大豆は
なんと種を指定して栽培!
北海道と秋田の契約農家により、
極力農薬を使わないで生産されたもの。
枝豆系の大粒の豆で、甘みと香りが強いのが特徴です。

②磨砕(大豆を細かく砕きます。臼を使用)

臼をゆっくりゆっくり回して、通常の4倍の時間をかけます

③煮沸(よく煮ます)

大豆が濃いので、均一がとても難しい

ポイント!消泡剤は入れません
普通砕いた大豆を煮ると泡が発生します。
この泡を消すために「消泡剤」は使われますが、
自然のままに、を大事にする「成城石井のおとうふ」は
できてしまった泡を柄杓でその都度すくって捨てているのです。

④絞り(豆乳とおからに分離します)

絞りたての豆乳
絞りたてです
⑤凝固(「にがり」投入)
にがり投入

「にがり」は大豆との相性の良い伊豆大島産の天然にがりを使用!
  ~豆知識~凝固剤には4種類あります
   ・天然にがり(塩化マグネシウム含有物)
      ↑「成城石井のおとうふ」のにがりは天然のみ!
   ・塩化マグネシウム
   ・硫酸カルシウム
   ・グルコノデルタラクトン
  上から、おいしい豆腐ができる順序!
  また豆腐を固めるのが難しい順序なのです。

この固まりにくい豆乳を固めるのが職人技!
シートをかけて表面を滑らかにします。
固まりました!

⑧パック詰め(ひとつひとつ手作業です)
手詰めで丁寧に!

⑨冷却(よーく冷やして)
⑩出荷(皆様のもとへ)

「成城石井のおとうふ」は
ほんとうに丁寧に、時間をかけて作っているんです。

次回成城石井の「おとうふ」その③(シリーズ最終回)では
職人さんの熱い想いをお届けします!