今年も入荷しています! “スコットファミリーズ プレミアム”グレープフルーツ
こんにちは。

青果課の大石です。

タイトルの通りで、今年もフロリダからグレープフルーツが入荷しています。

このグレープフルーツは、昨年に園地まで行って買い付けたグレープフルーツです。
広大な園地

広大な園地の中から、糖度や糖酸バランス、樹齢の古い樹が多い園地… などを指定させていただきました。

昨年の買い付けの模様はこちら

    
https://seijoishiiblog.com/?eid=21236

今年は残念ながら小玉サイズが多いのですが…
(フロリダ全体が、今年は小玉傾向です。)

本日と明日(4月8~9日)は、成城石井が輸入した中で一番大きなサイズのグレープフルーツを
お買い得価格にて試食販売を行っています。

(20店舗限定です。)
試食風景

先日はスタッフからも「美味しかった!」と声をかけられました。

身内とはいえ嬉しいですね。

気温も高くなって、ジューシーで爽やかなグレープフルーツにはピッタリの季節です。
青空

是非、お召し上がりください。

ついつい… 手が止まらなくなるんです。
こんにちは。
青果課の大石です。


以前に、フロリダへグレープフルーツの買い付けに行った記事を
書かせていただきました。

今回はカリフォルニアで、買い付けに行った作物は「ブドウ」です。

伺ったのは…
カリフォルニア州 ベーカーズフィールド地区に圃場がある
SUN WORLD社 を訪問しました。

この時期は、殆ど雨が降らないらしく…
園地の土は乾いていて、歩くと土埃が舞うほどです。

昼夜の温度差も大きいらしく…
ブドウの糖度が高くなるのも、容易に想像できます。

湿度が低い、カラカラに乾いた気候は…
病害も少なく、ブドウの栽培に向いているのでしょう?

広大なブドウ畑が広がっていました。

流石、アメリカ! スケールが違います!

見渡す限り、ず~っとブドウが栽培されていました!


ブドウの木に白いシートを覆っているのは、
もう何日か後に雨が降るらしく、事前に準備しているそうです。
(雨にあたり続けて気温が上がると、カビが発生したりするので…)

園地の説明をフィールドマンが案内してくれました。

先ずは赤いブドウの“スカロッタ”です。


しつこいようですが…
見えなくなるまで、全部ブドウの木です!

今回、紹介する「SUN WORLD」のブドウは3種類で、
いずれも“種なし”で“皮ごと”召し上がれるタイプのブドウです。

日本でも最近は“種なし・皮ごと”のブドウが流行っていますが、
アメリカでも同じ傾向のようです。
このスカロッタも同様で、種も皮も口から出すことなくパクパク食べられます。
でも、“お手軽さ”だけではありません!

糖度を計ったら 20度 ありました!


綺麗な赤色で香りが良くて(芳醇)、そのうえ甘い!
ほのかに感じる渋みが大人な感じで… 
それがまた良い味出しています!!
3種類の中では、ほんの僅かですが…
一番皮が気になるかな? と感じました。
香りは一番良いですね。

続いては、黒いブドウの“アドーラ”

立派な房が実っていました。
この“種なし・皮ごと”タイプで、ここまで大きなサイズのブドウは珍しいです。


こちらも糖度を計って見ると19.4度… 十分甘いです。


私が伺った時は、例年に比べて夜温が高かったので…
本来は、もっと甘くなるんでしょうね!?
3種類の中で、私の一番のお気に入りは… この“アドーラ”です!

食感が良くて、味は“濃い”です!


もう一種類が緑のブドウで“オータムクリスプ”
残念ながら、私が伺った時には収穫が終了していました。

画像はお借りしたものです。




アドーラ同様に“種なし・皮ごと”タイプで、このサイズのブドウは珍しいですね。

皮が薄くて甘いです。
ほのかにマスカット臭があります。
癖がないので、尚更、食べ易いです。
3種類の中では、一番、人気があります。

収穫されたフルーツは、エアーで土埃を飛ばして…
(これをやっている園地は少ないのではないでしょうか?)


バッグに詰めていきます。

そして箱詰め(日本向けのは発砲スチロールに)してトレーラーに…


そして、広大な面積の集荷場へ運ばれ…

直ぐに冷蔵庫で冷却されます。


そして…

ここから、アメリカ国内、世界中へと運ばれて行きます。


このブドウはSUN WORLD社のオリジナル品種です。

昨年は渡米したタイミングが遅く、残念ながら…
一番人気のオータムクリスプを輸入することができませんでした。
今年は3種類揃って、10月29日から販売することができました。
皮も種も気にすることなく、スナック感覚で…
どのブドウも“パリッ”としたクランチ感が…
ついつい、手が止まらずに食べ続けてしまいます。
「気がついたら… 1パック食べちゃった… 」
みたいな声も(内輪ネタですが)聞こえてきました。

是非、お試しください!












高原レタス 今年も入荷しています!
こんにちは。


青果課の大石です。

タイトルの通りですが…
前回、紹介させていただいたのは2006年…
もう9年も前になるんですね。
月日の経つのは早いもので… 改めて痛感しました。

長野県川上村 渡辺農場

初めて訪問してから15年以上経過しています。
私も歳をとりましたが…
渡辺さんも同様に御年を召されて…
でも、嬉しいことに息子さんが後を継いでくださるようです!


日本の農業の後継者問題… ということだけでなく、
渡辺さんの卓越した生産技術を、
是非、次の世代にリレーしていただきたいと思っていました。

八ヶ岳を望む冷涼な気候の高原というロケーションで、

有効微生物群配合肥料を施し、
休耕期間中には麦を育て鋤き込み…
“健康な野菜”を育むために、
土作りには、本当に力を入れていらっしゃいます。

そして、「技術が優れているなぁ」と関心させられるのが、
日々の細やかな管理です。

雨が続いて日照が不足したり、
その逆で旱魃気味になったり…
その都度、出来る限りの処置をされていらっしゃいます。

さらに…
店舗限定となってしまいますが、
暗いうちから収穫して、“朝採りレタス”として納品していただいています。
(本当に頭が下がります。)




『健康な土を作って、健康な野菜を作れば、余計な農薬を使わずに美味しい野菜が出来る!』

その信念は15年以上経った現在も変わることなく、
むしろ、強くなって次の世代に受け継がれようとしています。

“高原からの贈り物”



是非、受け取ってください!!
スコットファミリーのグレープフルーツ
こんにちは。
青果課の大石です。

実は、私…
成城石井のバイヤーの中では、
一番古いバイヤーです。
(社歴が長いだけですが…)

まだ世の中に“産地直送”とか…
“生産者の顔が見える○○”みたいな取り組みが浸透する…
ずっと前から、“産直青果物”に取り組んできました。

色んなルートを使い、
日本中の素晴らしい生産地・生産者様を訪ねて歩きましたが…
今回は、今までで一番規模の大きい仕事をしてきました。

ついに、日本を飛び出して海外です!

向かった先は、アメリカ合衆国 フロリダ州、
目的はグレープフルーツの買い付けです。

アメリカ産グレープフルーツのうち、
カリフォルニア産の占める割合はおおよそ16%、
テキサス産は22.5%ほど、
残りの61.7%がフロリダ産です。(2013-2014シーズン)

フロリダはアメリカ最大のグレープフルーツの生産地であると同時に、
世界最大のグレープフルーツの生産地でもあります。
そのフロリダの中でも70%以上が、
フロリダ半島の東に位置するインディアンリバー地区で生産されています。

インディアンリバー地区は“サンシャイン・ステイト(陽光の国)”とも呼ばれ、さんさんと降り注ぐ太陽の光に恵まれた亜熱帯気候の土地で、またその土壌は、大西洋に隣接しているため、海水の影響でカルシウムやミネラルをふくんだ、貝殻とサンゴの破片でできたコキナ石灰岩から成っています。


今回、私が訪れたのは、
このインディアンリバー地区に4,500エーカーもの広大な園地を所有するスコットファミリーです。

右がリバーフロント社 社長のダンさん、中央が私、左が農園の責任者のトムさん。


スコットファミリーは、3世代にわたって生産に携わり…
現代はグレープフルーツのみを栽培しています。
グレープフルーツの生産量は、2位を大きく引き離して…
ナンバー1!

フロリダでナンバー1ということは、世界1と言っても過言ではないでしょう。
更に、素晴らしいのは…
生産から管理、パッキングまで…
全てファミリーの系列会社が運営しています。

ですから、他所のフルーツが混じることもなく…
エリアごとのフルーツの特徴を、熟練されたフィールドマンが把握できています。


生産・栽培についての素晴らしさを紹介させていただきますと…

先ず、土地が良いと思います。

初代のスコットさんが園地に選んだ場所は、砂漠のような場所に広がる林。
自然に樹木が勢い良く生い茂る様を見て、その土地のパワーを感じ取られたことと推察できます。

トムさんが園地の説明をしてくれました。
(先日のTV番組で、トムさんは綺麗な奥様と、可愛いお子様達とご出演されていましたね。)

設備もきっちりしています。

広い園地にスプリンクラーを張り巡らせて、潅水しています。

潅水用のポンプ
スプリンクラー


そして何より…
殆どの台木が、味の良いフルーツができるとされる「サワーオレンジ」です!
かつて、「サワーオレンジ」は…
グリーニング病の原因という説のため、多くの農園で「サワーオレンジ」の台木を切り倒してしまったそうです。

ところがスコットファミリーでは、その説を信じず…
頑なに“美味しいフルーツ”の生産に努めてまいりました。

そのため、樹齢35年以上の「サワーオレンジ」の台木が殆どです。
中には、樹齢65年ものの木が多い園地もあります。
この樹は65年物


国内外を問わず、柑橘類をみていて思うのは…
樹齢の古いフルーツは、何と言っても“味がまろやか”!
「尖ってない」というか? 「角がとれている」というか?
美味しいフルーツが多いですね。

トムさんに園地を案内していただきました。


手馴れた手つきで、1本1本グレープフルーツをもいでは、
カットして食べさせてくれます。


今回の買い付けで、一体何個のグレープフルーツを食べたでしょうか…?

1年分を、一度に食べたような気がします。(笑)

確実に1ケース以上食して思ったことは…

“外れ”が圧倒的に少ないこと!(1玉だけでした。)

さらに…
収穫されたフルーツが製品になるのは、おおよそ50%だそうです。
こんなに安定した農園は珍しいと思います。

中には… 何と!!



糖度が13度を越えているものまで!!

しかも、どのフルーツも果汁がたっぷりで瑞々しいんです。


~ ここで、ちょっと自慢! ~

試食をしながら、毎回毎回、糖度検査をしたのですが…
私の予想(ベロメーター)が殆ど±0.5度以内だったので、
トムさんが感心したようです。
日本人の舌が繊細だということを証明できました。(笑)


こちらはスコットファミリーのパッキングハウス
リバーフロント社


カメラで選別したり、設備も充実していますが…
熟練した作業員の方々が、厳しく商品をチェックしていらっしゃいました。

そして、フロリダ産グレープフルーツには、必ず、糖度・酸度・糖酸比率・ジュース量を検査することが義務付けられています。

(検査に合格しない場合は、輸出できません。)

今回の買い付けにあたって、
(具体的な数値は申し上げられませんが)
糖度・酸度・糖酸比率を指定させていただきました。
それも比較的大きな玉サイズでです。
小玉のフルーツだと、糖度は高めなので簡単ですが…
大きなサイズだと難しくなります。
ジュースがたっぷりな大玉サイズで、
甘みがあって、酸っぱさが際立っていない…
更に、古い樹齢の果樹が多い園地を指定させていただきました。

成城石井向けに出荷していただくフルーツには、
日本向けには使用していない「Scot(スコット)」 のシールを貼っていただきました。



園地を選定し、糖度や糖酸比率などを指定した成城石井のグレープフルーツを、

『スコットファミリーズ プレミアム』

 …と、名付けさせていただきました。

最後に、スコットファミリーのダンさんからメッセージを…


『スコットファミリーは3代に渡って、フルーツの栽培にハートを全て注いできました。』

『今回、遥々日本からお越しいただき、販売者の気持ちを知ることができ、成城石井との関係が強化できたことに感謝しています。』

『成城石井のお客様に、特別に厳選したフルーツをお届けします!』


皆さん、是非、ご賞味ください。


1月7日といえば・・・
明けましておめでとうございます。
今年も成城石井をご愛顧頂きますよう
よろしくお願いいたします。


さて、 1月7日といえば「七草」です。
もちろん成城石井でも「七草セット」を販売しています。


七草は「はこべら、なずな、ごぎょう、ほとけのざ、せり、すずな、すずしろ」の七種の野菜を刻んでお粥にして食べます。



「邪気を払い万病を除く」や「お正月で食べ過ぎた胃を休めるため」「野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補う・・・」などなど色々ありますが、中には「お粥以外で七草を使えないかしら?」という方も多いのでは?(私もその一人です・・・)

で、調べてみたところ・・・
お正月で残ったお餅を活用してお雑煮にしたり、お味噌汁、おそば、うどんの具材として、また刻んだ七草を玉子焼きにする・・・という方もいらっしゃいました。
これだとお子様でも食べられますし、お弁当のおかずにもなりますね!
(お味噌汁)

お粥だけでなく、他の料理にアレンジして七草をお楽しみ下さい。
らいおんしいたけ
こんにちは。

青果課の大石です。


すっかり秋めいて、
朝・晩は涼しくなってきましたね。
そろそろ鍋物が食卓にあがる機会も増えてきたのでは
ないでしょうか?

ちょっと強引ですが…
そんな鍋物には欠かせない“椎茸”を紹介します。

お邪魔したのは北海道の当別町です。

寒さの厳しい地域の小高い丘の上、
緑の中に囲まれて…

椎茸のハウスが佇んでいます。


【案内をしてくださった生産者様】

清潔なハウスの中では、
立体的にホダ木が並べられていました。

北海道で栽培するということで、
ホダ木も北海道産のミズナラの木にこだわっています。


【こちらはホダ木を休養させているところ】

次の生産に備えて30日ほど、ホダ木にも休んでもらっています

【こちらはホダ木を浸水しているところ】

5~6時間ほど浸水して水分を含ませると、
キノコが芽吹いてくるんです。



【成長した椎茸…】


お邪魔したのは夏だったのですが、
こんなに立派な椎茸が出来ていました。

※夏場はペラペラなキノコが多いんですが、
 こちらのキノコは見事でした。


収穫した椎茸は

こちらの“美しいお姉様”達が…

一つずつエアーブラシで綺麗にします。

そして袋詰めにして、私達のお店に届きます。


この「らいおん椎茸」は、原木栽培にこだわっています。
袋を開けて臭いを嗅いでも嫌な臭いがしません。
“木の臭い”と言うか?
良い香りがします。

もちろん、歯応えも良く…
風味があって味も抜群です!
(原木栽培ならではです。)


でも…

何で「らいおん…」なのでしょうか?
同じような疑問を持った方が、生産者に質問をされたようです…。
「椎茸の形状がライオンのタテガミみたいだから?」 とか…
「あまりの美味しさに…『ガオ~』って叫びたくなるから?」とか…
いろいろと言われているようですが、

栽培地の「当別町 獅子内(ししない)」から頂戴したそうです。

(私もスッキリしました。)

このマークが目印です


北海道のミズナラに綺麗な水…
生産に携わる方々の情熱、想い…
“原木栽培”にこだわった

「らいおん椎茸」


末筆になってしまいましたが…

実は、このキノコ…

平成23年・24年の2年連続で、

「北海道しいたけ品評会」

最優秀賞(林野庁長官賞)

受賞しています!!


是非、お召し上がりになってください!!

焼いても、炒めても、揚げても、鍋物でも…
どんな料理でも美味しいですよ!
愛媛のレインボーキウイ!
こんにちは。
青果課の大石です。

今回紹介するのは
FOODEX JAPAN 2013 で金賞を受賞した
高橋農園 レインボーキウイです。

レインボーキウイは普通の緑のキウイ(ヘイワード種)
と違って果皮に毛が無く、

外側の果肉は黄色く、中心部が赤い
カラフルな見た目のキウイです。

栽培されている高橋さんは、
まだ栽培技術が確立されていなかったこのキウイを
育て上げるのにとても苦労されたそうです。

除草剤を使わず、魚を主体とした有機質肥料を施し、
大玉に仕立て上げるために摘果を徹底しています。

追熟も試行錯誤を繰り返され、高橋さん独自の追熟技術を
確立されていらっしゃいます。

普通のキウイを食べたときに、硬くて酸っぱい経験をした方
も多いのではないでしょうか?

手間隙を惜しまずに育てられ、追熟されたレインボーキウイは
糖度18度以上になるものが多くて柔らかくて、とても甘いです!

是非、ご賞味ください。

※一部取り扱いがない店舗がございます。ご了承ください。

「七草粥」のご紹介
あけましておめでとうございます!
販売促進課の藤巻です。

皆様は楽しいお正月を過ごされましたでしょうか?
本日は「お正月にご馳走を少し食べ過ぎてしまった…」という方にも
ぜひ召し上がっていただきたい「七草粥」の紹介です。

成城石井では「新鮮な七草」やお手軽にいただける「七草粥」を販売しています。

新鮮な七草はこのように育っています
まずは「はこべら」

次が「なずな」(ぺんぺん草ですね。)

それから「ごぎょう」

「ほとけのざ」(雑草にしか見えない…)に、

「せり」(これは良く知ってる。)

「すずな」(蕪のことですね。)
小さな蕪…
最後に「すずしろ」(これは大根です。)
生だとピリッと辛い!
紅い「すずしろ」もあります。
オモチャみたいな大根です。


1年の無病息災を願って・・・、お正月のご馳走に飽きたら・・・、是非七草をお楽しみ下さい。

夏のトマト売り場
こんにちは

青果課の大石です。


今回紹介するのは“抗参加作用”が強い「リコピン」を豊富に含んだ…

赤い野菜 = トマト です。

夏野菜のトマトですが…
ハウス栽培(安定した出荷を可能にするため)が主流なので、
夏に生産できるのは冷涼な気候の産地となります。

この時期に入荷するトマトは…

北海道から

先ずは大玉トマトです。

旭川市の 「谷口農場 有機栽培トマト」

ゼリーやジュースで有名ですが、
生果実も出荷されています。

自家製の有機肥料を使って栽培しています。

化学合成農薬も使用していません!

酸味もきつくなく、爽やかな甘みが美味しいです!

暑い夏は瑞々しいトマトの方が好まれるのでしょうか?

人気商品です。


続いては、最近人気のミディとまと…

士別市の 「イナゾーファーム 有機栽培ミディとまと」

若いご夫婦が栽培していらっしゃいます。

お子様が可愛らしいですね。
最高の笑顔で出迎えてくれました。

こちらも有機栽培ということで、

化学合成農薬は一切使用しておりません。

肥料も化学肥料は使用せずに、
その殆どを北海道内でまかなっています。

トマトのヘタを模したラベルが良いですね。


こちらは以前に紹介した

幌加内町の 「Mt.ピッシリ森の国 ミニトマト」

有機栽培の認証こそ取得していませんが、
化学合成農薬・化学肥料を使わずに栽培しています。


小平町からは 「小平の雫 ミディとまと」


山間部に位置する圃場です。

昼と夜の寒暖差が大きいので、
夏でも夜は寒く感じるほどだそうです。
(夜まではいなかったので…)

この昼夜の寒暖差がトマトを甘く育みます。

こちらはミニトマト


生産者の中村さんです。

とても熱心で誠実な方でした。


最後は西日本から

広島県東城町の 「愛菜果 ミディとまと」


産地は山間にあって、

広島県内では涼しい場所なので、
夏でもトマトを栽培できます。

名前の通りに…
ご夫婦が愛情たっぷりにトマトを育てています。

本当に素敵なご夫婦でした。

有機栽培の認証を取得していませんが、
化学合成農薬・化学肥料を使わずに栽培していらっしゃいました。

甘くて美味しいトマトですよ。



他にも苺の形をしたトマトや…


細長いロケット形のトマトも…

店舗によっては扱いのない商品もございますが…

店舗にお立ち寄りの際には、
是非、思い出して手にとってくださいね。

醤油屋さんが始めた有機野菜
こんにちは。

青果課の大石です。

今回は有機野菜の紹介をします。

生産していらっしゃるのは…
広島県の寺岡有機農場さん。

お醬油が有名な創業128年の醸造会社さんの農業部門ですね。
(農業法人です。)

お醬油屋さんが野菜の生産を始めた理由は…

「良質な醤油造りには良質の大豆・小麦が必要だ」という意志からだそうです。

昭和50年に醤油原料の小麦・大豆を無農薬で栽培し始め…
当初は失敗の連続だったようです。
それでも諦めない志が伝統として引き継がれ…

平成6年からは本格的に無農薬・無化学肥料での栽培に取り組み、
今では東京ドーム5ヶ分にもなる全国有数規模の有機JAS認定農場となりました。

世羅農場は標高約400mの台地に位置する赤土の土壌、
松永農場は瀬戸内海の温暖な気候といった環境を活かした栽培をしています。

有機栽培ということですが…
「有機肥料なら何でも良い」ということではなく…
動物性の有機肥料は控えめに、
緑肥等の植物性有機肥料を積極的に使用した循環型の栽培を心掛け、
自然の力に感謝し、土の力を引き出すような意識で
野菜を育てていらっしゃいます。

私は世羅と松永の両方の農場にお邪魔したのですが、
今回は世羅農場でのリポートを。

久井ICから、車で世羅農場に向かって上って行きます。

結構、標高が高いところですね。
小高い山の頂上というか…
周りに何も無く…(失礼ですが)
有機栽培にはピッタリのロケーションですね。
理想的です!!

露地では人参やゴボウを有機栽培で栽培していらっしゃいました。
(露地栽培での自家製堆肥は、野菜の残渣・バークなどを醗酵させています。)


ハウスではベビーリーフを安定的に栽培しています。
(ハウス栽培では、油カスなどの有機肥料を使用していらっしゃいます。)


先ずは収穫が終わった後、次の栽培のために土作りしている様子。
肥料を施した後、種を播く前です。


次は種蒔き後に、少し育ったところ。(10日位でしょうか?)


こちらは播種後、20日ほど経ったところ。
 レッドマスタードを栽培しています。


同じ物ばかり栽培していると、連作障害が出るので…
 土壌改良の期待も込めて葱も栽培していました。


かなり大きく育ってきました。
 後、15日位で収穫でしょうか?



こちらは収穫を待っている畑。
 いよいよですね。


レッドマスタードです。


レッドロメインです。


この農薬を使わずに大切に育った葉っぱを、
生産者の皆さんが手摘みで収穫していきます。
(大変な作業ですね。)

収穫後、異物が入らないようにチェックしながら、
6種類以上のリーフを混ぜ合わせてパッケージが完成します。

こうして手間隙かけて育てられたベビーリーフは、
赤土の影響もあってか?
柔らかくて、肉厚で濃い味わいがあります。
(葉が薄くて、味気ないベビーリーフもありますからね。)



最後に、農場長さんからのコメントを紹介します。

「私たちはこれからも、自然環境への安心安全を基本に、
皆様に美味しいと親しまれる有機野菜を作り続けます。」